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とあるビニール加工屋さんの行事ごとだったり塩ビについてのあれこれをつらつらと書き連ねていくブログ。

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まいど!齊交の上村です。
毎日が涼しい!日によっては朝晩乾燥して寒いなんていう時もありますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、今回はビニール選定法、第2弾と称しまして機能性のフィルムの紹介をしてみようと思います。
以前、防炎と不燃の違いをご紹介してみたことがありました。
様々なニーズに応えられるように今やフィルムの機能は多種に渡り存在しています。
『聞いたことあるけどどんな機能やねん。』というのもあるかと思います。
ここで少し他の機能について簡単に説明しつつどのように使うのが良さそうか紹介してみようと思います。


・防炎
特に内装関係では今やほぼ必須?の機能。
火災の際、炎が燃え広がるのを遅らせます。
よく「防炎は燃えないんでしょ?」という人がいらっしゃいますがシートは燃えます。
飛び火程度では燃えませんが、常に炎が当たっている場所は順調に燃えていきます。
あくまで炎の進行を遅らせる為の機能です。
このシートのみで遮断はできませんのでご留意を。

一般的に室内の間仕切に使用するといった場合には皆さんこの機能を最優先されます。
また他の静電防止や防虫などの機能性フィルムには標準で設けられていることが多いです。
(静電防止+防炎や防虫+防炎など)

・静電防止
塩ビは基本的には電気を通しません。
なので常にその表面に電気は蓄積していき、静電気が非常に起きやすくなります。
それを解消するために開発されたのがこの静電防止の機能。
ビニールの電気抵抗値を下げ、電気を流れやすくしました。
シートに滞留する電気を少なくし、埃の付着数が減少、また接触時の発火の抑制を可能に。
より効果を上げるにはアースをとることをオススメします!
砂や埃が多い場所とを仕切る際に使用するのが多いです。
その他には精密機器関係の室内間仕切には静電防止の機能が好まれます。

・防虫
走行性(光に集まる習性)の虫には非常に有効で虫が見える域の光をカットするというもの。
ほとんどの虫が走行性の性質を持っていることと、新たに薬品を使用したりすることなくシートをさげるだけという
お手軽さも相まって近年使用率の上がってきているシート。
ただし熱やにおいに集まる虫に対しては効果が薄いため、他の虫除け対策品と合わせることでシャット率を向上できます。
精密機器や食品等の異物混入を警戒させる方に好まれます。
特例ではありますが色付き(オレンジ)だからという機能性を度外視し、見た目にこだわる贅沢な使い方をされる方も稀にいらっしゃいます。

・耐寒
寒さに非常に弱く、気温が低いとシートが硬化してしまうという塩ビの特性を解消するために開発された機能。
大型の冷蔵施設内でもカチカチに固まることなく柔らかさを保つことができるため、シートでの引っかきによるケガなどは改善されました。
ただし、常温で使用する場合にはシートを生成する際に調合する薬品の関係上ベタつきがあるのが難点。
冷蔵庫の出入口の仕切りに使用される他、寒い地方の方や、冬場の風除けに使用されることが多いです。

・不燃
ガラスクロス、ガラス繊維をビニールでラミネート。
表面の塩ビシートは燃え尽きてしまいますが、
ガラスクロスのお陰で今まで防炎シートでは防げなかった炎をシャットアウトすることが可能に。
消防法にもバッチリ対応しているため迷ったら防炎より不燃。
しかしガラスを使用しているため、折れ曲がりなどの跡が残ってしまうことと、
従来の防炎品と比較をすると設定価格は高めなことがネック。
コストを抑えるためには防炎シートとの使い分けをオススメしております。



・・・・・・ざっと書いてみましたがいかがでしょうか。
メジャーどころは押さえてあると思います。伝わってますかね?
わかりやすい言葉を選んでみたので実際の機能とは若干意味合いがずれているところもありますがおおよそ上述した通りで考えていただければ問題ないかと。
詳細等は聞いていただければお答えいたしますし。


こちらを参考に、皆様のビニール選定のお手伝いができましたらこれ幸い。
また、他にもこんなの教えてほしい等ありましたらお気軽にお問い合わせください。
機会がありましたら本ブログでもご紹介できたらと思います。

それでは長くなりましたが今回はこの辺でノシ
今年の夏もめちゃめちゃ暑かったですね。
毎年気温が右肩上がりになっていってるような気がしてなりません。
しかしそれも夢だったかのように最近は蝉の声も落ち着き、
朝晩には少しばかりの涼しさが戻ってまいりました。

毎度お世話になっております。齊交の上村です。
雨が降ったり止んだりのよくわからない天気が続いてます。
今年の梅雨はあまり雨が降らなかったような印象だったのでその分が今降ってるんでしょうか?
ジメジメはあまり好きじゃないので困りものです。


さて、まずは近況のご報告でも。
齊交さんはというと例年で行くと冬場が忙しくて夏場は時間が結構あるのです。
が!今年は何が起こったか。とてつもなく忙しかったです。
ホントにどうなってるんだか・・・・
工場へ丸々1週間手伝いに行ったのも今年の夏がはじめてな気がします。


今年はカバー製品が非常に多かった印象。
それも影響してなのか、製品の納入が思うように行かなかったです。
なぜにカバーの製作にお時間をいただくのか。
気になるその工程なのですが・・・・

①パーツとなるシートを作る

②①で作ったシート同士を接続する

③形を整えて立体にさせる。



大雑把に書くとこんな感じ。意外と工程数が多いのです。
①と②の工程で通常のシートだったら1、2枚程、場合によっては3枚4枚作れてしまったり。
これに窓だったり煙突だったりのオプションが付くともう大変!

実はカバー製品は思っているよりも製作に時間がかかってしまうんです。
この辺りの作業工程は可能な限り少なくし、効率化を図ってはいるのですがこれ以上は現状では中々(T T)
その代わり納得される出来に仕上げてます!・・・・のはずです!
ご注文を頂戴しておりました皆々様にはご迷惑をお掛けいたしましたorz


折角お話が出ましたので一例ですが機能なんかも合わせて別記事でどんなものができるのかをご紹介したいと思います。

では一旦この辺りで。
こんにちわ!齊交の上村です。
前回より引き続きよろしくお願いします。
早速ですが本題にいきましょう。

前回の記事をご覧になられていらっしゃらない方はまずはこちらを
ビニール選定のポイント 厚み編vol.1

さて、厚物、薄物それぞれのビニールは何に使用するのがよいか?というところまでお話がきておりました。

厚物は基本的には敷物。
例外として穴を開けたり、金具を取り付け、吊下げてご使用いただく様なものもありますが
基本的にはデスクマットだったり機械等の横に噛ませたり下に敷いたり緩衝材として使っていただいてます。
というのも1.0㎜(辛うじて2.0㎜?)まではなんとか加工できますし、シートをまとめようと思えばなんとかまとまります。
が、それ以上となると加工ができません。
厳密にはできなくはないんですけど熱を加える場合には
とても「商品です!」とお出しできるようなものにはなりません(これは後でお見せします)。

と言ってまわってるんですが、そうやって言ってるだけでしょ?という方が多数いらっしゃいます。
ということでこちらも写真を撮ってみました。


1㎜溶着A   1㎜溶着B

まずは1.0㎜。
綺麗な方ですね。継ぎの部分もシートの厚みがまだ薄い方なので一応均衡が取れてますね。


2㎜溶着A   2㎜溶着B

続きまして2.0㎜。
ちょっと雲行きが怪しくなってきました。
継ぎの部分も明確に段差ができはじめてますね。
その上、今回のシートは綺麗に仕上がってますがちょっと熱の加えが足りないので離れてしまってます。


3㎜溶着A   3㎜溶着B

3.0㎜。
正直無理やりくっつけてます。
やはり継ぎの部分は出っ張りますね。そして仕上がりも美しいとは言えません。。。


5㎜溶着A   5㎜溶着B

5.0㎜。
持てる力を全て出し切りました。
無茶苦茶やったので見るに耐えない形になっております。
ここまでやってようやくくっついてるかな?というレベル。


以上のように2.0㎜から不安の残る結果となっております。
『オススメしたくない』というのは上記の理由もあったりします。
不恰好で無理やりつくったシートをやっぱり使いにくいなーと思いながら使っていただくのが忍びない。
こちらとしては間違いなく

『 使 い 勝 手 が 悪 い 』 、 『 使 い に く い 』 

というのがわかってますからね。

ではカーテンに向いている厚みとは?

断然薄物。
畳んだりまとめたり、形状変化が容易で、さらに厚みも薄いので軽い(といっても大きさによりますが)ため、取り扱いがしやすい。
その上、機能性や色付きのフィルムをビニールメーカー各社が多数取り揃えておりバリエーションも豊か。
室内用であれば0.3㎜、屋外の出入口用で0.5㎜をオススメします。
風の強い場所に設置するといった場合でも
シートの中にポールを立てることによって屋外用としてでも十二分に活躍できます。
また、カーテン以外にも覆ったり、被せたりするシートやカバーなんかは上記に書いた取り扱いのしやすさから薄物の方が好ましいです。

その代わり厚みが薄いので重量に耐えられず変形したり、
場合によっては破れてしまったりしてシートの下の床や物のキズやへこみの原因になることがあります。
故に重いものの下に敷くのにはあまり向いてません。
こういうときには厚物の方がよいですね。


さて、簡単ではありましたがささっと書いてみましたがいかがでしょう。
それとなく感じは掴めていただけましたでしょうか?
今回は厚みに焦点を絞ってご紹介してみました。
おおよその商品に関しては今までご紹介した法則でOKです。(もちろん例外はありますが)
些細では在りますが皆さんの素敵なビニールライフの手助けになれれば幸いです。
今後も色々ご紹介できればと思ってます。

では今回はこの辺で。
こんにちは。だんだんと暑くなってまいりました。
暑いのは超苦手な齊交の上村です。
ちなみに夏生まれだったりします。
夏生まれは暑さに強い!と世間では言うらしいのですが嘘なんじゃないですかね。
それとも私が例外なだけなのでしょうか?


さて、今回はビニールの選定をお手伝いする為
まずは第1本目ということでビニールの厚みに関して。

今回は一般透明ビニールを使っていきます。
さて、まずはいくつくらいの厚みのシートがあるのか?
薄物と言われるものは0.1㎜~0.5㎜。
(0.07や0.08も物によっては存在します。)
厚物と言われるものは0.8㎜~5.0㎜。
弊社の一般透明品の在庫としては0.3㎜~3.0㎜くらいですかね。
(その他のシートももちろん置いてありますが品薄な場合も。。。)

・・・・・・厚みを色々言ってみましたがどうでしょう。
1.0㎜って言われても正直想像付かないと思います。

ですので写真を撮ってみました!

厚さ比較A

真ん中のは100円玉。右が2.0㎜で左が1.0㎜。
こうやってみると100円玉って結構厚みありますね。というより2.0㎜がかなり厚めなのかがわかります。


厚さ比較B

そしてこれがみんな大好き5.0㎜さん。
例によって真ん中は100円玉に頑張ってもらってます。
左はたまたま近くにあったレールのカタログ。ちなみにこのカタログは75P也。
これを見ると、5.0㎜というのは100円玉が3枚分の厚さ
また紙によっても違いはあれどおよそ70Pからなる本と同じ厚さに相当するというのはご覧いただいた通りです。
これで5.0㎜がめちゃくちゃ分厚いのがわかっていただけたかと思います。

この5.0㎜のシートがご自宅やお仕事場の布カーテンの代わりにかかっていたら?
開け閉めして端にまとめられるのに苦労される、というより不可能だと思います。


ではどういうところで使うのに適しているのか。

・・・・はちょっと長くなってきてますんで次の記事に。
まずはここで皆さんが思ってる数字というのが思いのほか大きい数値である。というのを感じていただければ幸いです。
こんちには。サボリ癖がある齊交の上村です!
いやいや、そんなことはないですよ。(←本当か?)

久々の更新です。前回からずいぶんと間が開きましたね。
ご無沙汰しておりました。更新担当者は例年通り、春の風物詩の症状と戦いながらなんとか元気でやってます。
皆様も元気に健やかに毎日をお過ごしでしょうか?

しかし1年近くですか。
昨年~現在までに色々ありましたねぇ
会社の仕組みがちょっと変わったり、同期が結婚披露宴をしたり。
色々ありすぎてあんまり覚えていませんが(^^;

お仕事的なお話だとありがたいことに弊社工場は冬場に結構な盛り上がりを見せましたかね。
私もそこそこな頻度で工場へ駆り出されました。
最近だとかなり大きいサイズのシートを作ってほしいという依頼が多くなりましたかねぇ。
 し か も 分 厚 い の ! ! ! 

透明なシートで2.0tとか3.0tとか色々厚みがあったりするんですけどあれ、加工するのに結構手間取るんですよ。
うちでは『 熱でビニールを溶かしてくっつける 』という加工をしてるんですけど
分厚いものは熱が伝わりにくくてくっつきが悪い!
くっつきが悪いということははがれちてしまうんですよねぇ。。。

やってやれないことはないです。うん、やれないことはないんですよ。
普通、2.0+2.0=?って聞かれると算数では4.0。

でもビニールだと3.0だったり場合によっては2.0になってしまったり。

頑張ってくっつけるためにいっぱい熱をかけて溶かすからなんですが。
厚みが増えるにつれてそれに比例し、加工部は弱く(または不恰好に)なっていきます。
上にも書いたとおり、無理やり(と言っても過言ではない?)加工をしているからです。

後でどやされるかもしれないのでここだけの話にしといてくださいね(^^;;;


分厚ければ丈夫でしょ!!!というお客様、大勢いらっしゃいます。

確かに仰る通り。シート単体で見れば厚ければ厚いほうが裂けたりすることはなくなりますね。
でも規格で出回っているシートよりも大きいものを作るとなると話はちょっと変わってきます。
当然大きいシートへと加工を施すからです。
シート自体は強いんですけど加工したところは結構弱かったりするんですよね。
一応ご了承をいただいてから製作をさせていただいているのですが

いいお値段のするシートを買っていただいても
直ぐに使えなくなってしまっては弊社としても非常に申し訳ないのです(´・ω・`)



適材適所という言葉があるくらいですから最適なものがきっとあるはずです。
ホントにその厚みが最適なのか?もしかしたら条件に一番適したものはビニールじゃないのかもしれません。

「でもそんなこと言ったってどんなのを使ったらいいのかわからないもん。」

仰る通りです。
(逆にこの辺りをご存知なのでしたらビニール屋さんをやられてはいかがでしょう?)
ということで次回は(果たしていつになるのやら?)どんなビニールがあるのかをご紹介してみたいと思います。


厚みの薄いものから分厚いものまで。色付きのものや多種多様な機能を備えたもの。
要望に応えられるフィルムがきっとあります。次回ご紹介して新たな発見をしていただければこれ幸い。
皆々様の素敵なビニールライフのお助けができればうれしいです。


ということで、次回をお楽しみに!ではではこの辺で。

プロフィール

齊交株式会社

Author:齊交株式会社
皆さんこんにちわ!
齊交株式会社です。


◇◆齊交株式会社とは◆◇

岐阜市に本社・工場、名古屋の丸の内に営業所を構える軟質ビニール、テントシート、ポリエチレンをはじめとした軟質プラスチックの二次加工メーカー。
交通安全協会等の免許証入れ、腕章、警察手帳などの小物加工品から大型のものは遊技業界から建築業界までシートシャッターやテントハウス、ブース、間仕切りカーテン等の製品を加工しています。
ビニールのお悩みは齊交株式会社まで。

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